2004.08.24

過酷なコースを制した野口みずき

アテネオリンピックが始まってもうすぐ2週間が経とうとしていますが、昨日行われた女子マラソンで野口みずきが追いすがるヌデレバを振り切って日本にとってはこの競技2大会連続の金メダルを獲得しました。

女子マラソンというと避けては通れないのが高橋尚子のことでしょう。高橋の落選が決まった最終選考の段階ですでに内定が決まっていたのが今回金メダルを取った野口だったんですが、この選考までで実績を残していたのは世界陸上の銀メダルのみで、その結果のみで内定というのはおかしいじゃないかという意見も結構見られました。それだけに陸連の幹部はこの結果にホッとしたのではないでしょうか。

そういったサイドストーリー的なことはさておき、今回のアップダウンの激しいコースであれだけのレースをやってのけた野口は相当の力がある選手だなと思います。世界王者のラドクリフでさえそのレース運びに翻弄された結果のリタイアでしたし。さらに、入賞を果たした土佐、坂本も大したものです。以前に比べて外国勢がのびてきた感のある女子マラソンですが、入賞圏内に3人入ったのは日本だけですし、さらに僅差で代表になれなかった選手も考えると、日本の層はかなり厚いんだなと再認識しました。

ところで、昨日はライブで見ていたんですが、選手が戻してしまう瞬間は映して欲しくなかったです。しかも、タイミングの悪いことに食事をしようとお弁当をレンジで温めていたときだっただけに余計にきつかったです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.08.16

女子、惜敗もベスト8確定

スウェーデン戦で見事な勝利を果たした日本女子代表でしたが、予選グループ第2戦となったナイジェリア戦では最後まで相手の身体能力と速さに苦しみ0-1で敗れてしまいました。しかし、それでもグループFの3位の成績を上回ることが確定したため、決勝トーナメント進出は決まりました。

日本は初戦のスウェーデン戦と同様に組織的な攻守を見せてくれましたが、ナイジェリアの個人能力はそれを上回っていました。また、初戦の疲れが残っていたのか、スウェーデン戦と比べて動きが若干重かったように感じました。それがアテネ初戦で疲れの全くないナイジェリアの個人技が余計に生きた要因だったのではないでしょうか。

この試合で負けてしまったことによって日本は狙っていたグループリーグの1位通過が厳しくなってしまい、準々決勝で優勝候補のドイツかアメリカと対戦する可能性が高くなってしまいました。でも、日本はオリンピックに出ること自体が初めてだったわけですし、世界のトップとの実力差を図るいい機会になるのではないでしょうか。スウェーデン戦のようなことが再び起きるかもしれませんし。日本の方が試合間隔が空いて休養をきっちり取れるのでなおさらです。グループリーグで悪かったことを立て直して、準々決勝で内容のある試合をできるようにして欲しいです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.08.13

ミスが命取り

女子サッカーの見事な勝利に続きたかった男子サッカーでしたが、前半の早い時間帯にミスから先制点を奪われてしまったことが響き、パラグアイ相手に3-4で敗れ、早くも1敗もできない状況に追い込まれてしまいました。

戦前の予想では劣勢ながらも勝ち点を取らなければならない試合ということでしたが、前半4分に那須がゴール前でミスを犯してしまい、そこをきっちりとゴールに結び付けられると、小野のPKで同点とした直後にも勝ち越し点を奪われるなど流れがどんどん悪い方向へといってしまいます。後半も再び小野のPKで1点差に追い上げながらも、やはり先に追加点を奪われてしまい、終盤に大久保のゴールで再び1点差に追い上げますが、さすがにそれが精一杯でした。

この試合のポイントはやはり早い時間帯にミスから失点してしまったことでしょう。あのシーンで那須はボールをつないでいこうという意識でプレーしていました。もちろん、できることならそれがいいんですが、あのようにゴール前という危険な地域で相手が来る可能性があるときにはセーフティーファーストでいってほしかったです。また、せっかく同点に追いついた直後に勝ち越しされたことも痛かったです。失点自体はFKがゴール前の選手に当たって方向が変わってしまう不運なものでしたが、それでも1点を失ったことには変わりがなく、あそこで追い上げムードが失速してしまったような気がします。

この結果、日本の予選突破はかなり厳しくなりましたが、優勝候補と言われているイタリアもガーナ相手に引き分けに終わっており、これから何が起きるかはわかりません。悪かったところは反省しつつも気持ちを切り替えて次の試合に臨んでほしいです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.08.12

見事な初勝利

アテネ五輪で最初に日本代表が登場した女子サッカーですが、世界ランク4位、ワールドカップ準優勝のスウェーデンに対し、一歩も引かぬ好試合を展開し、前半25分の荒川のゴールで1-0でオリンピック初勝利を挙げ、決勝トーナメント進出に大きく前進しました。

前半開始直後こそスウェーデンに攻勢を許しますが、10分頃からは日本のペースとなっていきます。攻めては大きなパスや細かいダイレクトパスなど多様なパスを駆使してスウェーデンゴールに迫り、守っては必ず複数人でプレッシャーをかけに行ってボールを奪うという組織的なサッカーは見ていてとても面白かったですし、どんなに劣勢でも最後まであきらめないというようなプレーが非常に多く見られ、選手たちの勝ちたいという気持ちが非常に伝わってきました。荒川の先制点もそんなプレーを続けていたからこそ生まれた得点だったのではないでしょうか。さらに良かったのが、この得点の後も決して攻勢を緩めなかったこと。澤の2本のシュートなど惜しくもゴールにはなりませんでしたが、これによってスウェーデンに反撃のきっかけをつかませなかったことが大きかったと思います。

後半はお尻に火のついたスウェーデンが日本ゴールに迫りますが、ほとんど個人のパワーだけで攻撃してくるスウェーデンに対し、日本は11人全員が前半からの最後まであきらめない粘っこい組織的な守備を続けていたこともあって、本当に危ないと思ったシーンはほとんどなかったように感じます。

スコアこそ1-0でしたが、もっと点差が付いてもおかしくないほどの内容的にも非常に実りのある試合となりました。この試合を見ていた他国関係者も「日本、侮りがたし」と感じたはずで、次のナイジェリア戦からはいろいろ警戒されてくるはずですが、それを昨日見せてくれた粘りで突破し、決勝トーナメント進出、そしてメダルへと突き進んでほしいです。久々にいいサッカーを見ることができてリアルタイムで見て本当に良かったと感じた試合でした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.08.11

アテネ五輪、いよいよ開幕

いよいよ今日からアテネ五輪が開幕します。開会式は13日なので世間的にはそこが開幕なんでしょうが、サッカーファンの僕にとってはサッカーの予選リーグが始まる今日が開幕です。しかも、早速女子の日本代表が登場ですし。

今日日本女子代表が対戦するのはスウェーデンです。FIFAランキングでは日本より上位の国で厳しい戦いが予想されますが、カナダ戦、オランダ戦と大谷の連戦ゴールなどで連勝し、状態は明らかに上向きですし、今の調子なら勝てない相手ではないと思います。オランダ戦を見ていてエース澤の復調具合に若干の不安は残りましたが、日本を代表する選手ですし、きちんとこの試合に照準を合わせて調整してきているでしょうからきっと大丈夫でしょう。日本選手団の中で一番最初に登場となりますし、スウェーデンにいい形で勝って日本選手団全体に勢いをつけて欲しいものです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)