2005.01.28

中田浩二のマルセイユ移籍

もうあちこちで語られているこの話題ですが、日本サッカー界に難題が示されたなという感想を抱きました。日本のサッカーがまだ発展途上ということを考えると、これから海外への進出を考える選手は間違いなく増えていくはずです。川渕キャプテンもいろいろ考えているようですが、今回のようにせっかくお金をかけて育てた選手がどんどん流出してクラブの体力が弱るばかりですし、日本国内だけではなく世界を考えたシステムを構築していかなければならないなと思いました。

とはいえ、海外と同じような早い時期からの契約交渉とか有力選手は長期契約は当たり前というシステムを導入するだけでは年俸の高騰を招くことは間違いないでしょうし、そこから今の日本にあったシステムを作るのはかなり難しいことだとは思います。でも、だからといってもう先送りにできるような状況でもないでしょう。まずは川渕さんに新しいシステムのたたき台を出してもらって、そこから議論ができるようになればなと思います。今回の鹿島の損失が日本サッカーにとって無駄なものにならないことを本当に願います。今はエスパルスにとっては遠い世界での話ですが、将来復活したときには他人事ではなくなる可能性もありますから…。

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2004.09.15

夢の舞台、いよいよ開幕

8月の中頃から順次開幕していったヨーロッパ各国のリーグ戦ですが、最後まで残っていたイタリア・セリエAも先週末に開幕、来年5月までの長いシーズンに入りました。そして、日本時間の今晩、その各国リーグの上位チームが集まったUEFAチャンピオンズリーグも開幕します。

去年のチャンピオンズリーグではポルト×モナコの決勝戦になるなど、ビッグクラブ以外の健闘が目立ち、EURO2004でもギリシアが優勝するなどその流れが続きましたが、今年のチャンピオンズリーグは逆にビッグクラブの逆襲が見られるんじゃないでしょうか。去年の伏兵の台頭の影にはヨーロッパ各国のクラブチーム全体のレベルが上がったことがあり、それを考えれば今年も意外なチームが勝ち残る可能性も十分あるでしょうが、これまで大きな成果を残してきたビッグクラブにもプライドがあるはずです。今年はそんなビッグクラブの意地が見れる年になるのではないかと思っています。来年の5月までそんな長い戦いをエスパルス戦とは違う気楽な気持ちで楽しんでいきたいと思います。

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2004.08.09

酷使される選手達

昨日はエスパルス×ヴェルディ以外にも何試合かプレシーズンマッチが行われましたが、このプレシーズンマッチに一昨日アジアカップを終えたばかりの日本代表選手が何人か出場していました。

山田卓也(東京V):先発90分
三浦淳宏(東京V):先発45分
土肥洋一(東京):先発90分
松田直樹(横浜):途中出場45分
中澤佑二(横浜):欠場
中村俊輔(レッジーナ):先発51分

これらが昨日試合を行ったチームから日本代表に選出されていた選手ですが、欠場したのは中澤だけでそれ以外の選手は全員試合に出ています。山田、三浦、土肥はアジアカップには全く出場してませんし、松田もヨルダン戦でほんの少し試合に出ただけなので、アジアカップでほぼフル出場していた中村に比べればまだマシとは言えますが、それでも慣れない異国の地であの異常な状況下での試合に臨んでいたことは変わりありませんし、精神的なストレスは相当なものだったでしょうから、何とか休養させてあげられなかったものなんでしょうか。

あと、中村に関してですが、契約で試合に出場せざるを得なかったという話もあります。しかしそれが本当だとしたら、アジアカップが行われると分かっているこの時期になんでそんな契約を結んだのでしょうか。スペイン勢のジャパンツアーを見ても分かるとおり、ヨーロッパのクラブチームにとって日本はお金になる貴重な国なんでしょうが、お金のために選手が潰されたら意味のないことなんではないでしょうか。今朝のスポーツ新聞で「鉄人中村」みたいな見出しを見て、ちょっと思うところがあった昨日のプレシーズンマッチでした。

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2004.08.06

王者の意地

昨日国立競技場で行われたバレンシア×鹿島に行って来ました。バレンシアはEURO2004やコパアメリカに出場した選手は来日しませんでしたが、それ以外の選手では移籍したばかりのフィオーレやディ・バイオもスタメンでなかなか楽しみなメンバーでした。一方の鹿島は代表組が抜けていることもあり、名良橋と新井場以外は若手中心のメンバーで僕も知らない選手が多く、経験を積ませることを重視してきたなという印象でした。

そんなメンバーですからバレンシアの一方的な試合になるかなと思っていたんですが、バレンシアも暑い中での連戦のせいか運動量が少なく、なかなかゴール前までボールを運べず、逆に鹿島に攻め込まれるシーンもかなりありました。スペイン人らしき人が一生懸命ウェーブを起こそうとしていたのもそんなバレンシアのふがいなさを見てのことでしょう。向こうではつまらない試合のときにウェーブが起きますから。それでもプレーの正確性はバレンシアのほうがかなり上で、特にシュートは確実に枠かそれに近いところへ飛んでおり日本の選手との違いを感じました。

後半に入るとさすがに日本で1勝もできずに帰るのはまずいと感じたのか前がかりになりますが、それも最初だけですぐに前半のようなまったりとした感じになってしまいました。しかし、スコアレスドローに終わると思われ、バレンシア側ゴール裏ではかなりの数の観客が席を立ってしまった後半終了間際、右サイドからのクロスがこぼれたところをアングロがボレーで決めましたが、このプレーにはスペイン王者の意地を感じました。

試合全体からすれば、前述のスペイン人サポーターのウェーブが表しているようにプレシーズンマッチらしい凡戦だったとは思いますが、それでも個々のプレーはさすがだなと感じるところもありましたし、今度は向こうに行ってリーグ戦の真剣勝負が見られればなと思いました。あと、インタビューでラニエリ監督、アングロともに日本語で「ありがと」と言ったのはどうでもいいことかもしれませんがちょっとうれしかったです。折角覚えてくれた日本語ですし、忘れないでいてくれたらいいなと思います。そして、また日本に来てもらえたらもっとうれしいです。

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2004.08.02

スペイン強豪チームの親善試合

昨日はバレンシア、バルセロナ、レアル・マドリッドのスペインの強豪3チームがそれぞれ新潟、鹿島、東京ヴェルディと親善試合を行いました。バレンシアこそ日本の気候に戸惑ったのか敗れてしまいましたが、あとの2チームは力の差を見せつける格好となりました。

もちろん、このように海外の強豪クラブとJリーグのクラブが親善試合とはいえ対戦するのはJリーグにとっては大きなプラスになり、日本サッカーのレベルアップにもつながるのは理解していますが、せっかく同じ時期に日本に来ているんですし、どうせなら海外クラブ同士の対戦も見てみたいなと思ってしまいます。シーズン前の調整時期とはいえ、昨シーズンのスペイン1位対2位の試合なんかを日本で見られるとしたらそれはとても素晴らしいことではないでしょうか。来年はこんな企画も進行中のようですし、なくなってしまう可能性が高いトヨタカップ以外でも海外クラブ同士の試合が見られる機会ができればいいなと思います。

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2004.07.19

中田、フィオレンティーナ移籍

週末くらいからスポーツ新聞を賑わせていた中田のフィオレンティーナへの移籍ですが、ようやくオフィシャルホームページでも発表になりました。中田にとっては平塚、ペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャに次ぐ6チーム目となります。たまにしか海外サッカーのことを書かない僕がなぜこのことを書くかというと、エスパに関する話題がないということもあるんですが、実はフィオレンティーナは好きなチームだったりするからなんです。

僕がサッカーをきちんと見るようになったのはJリーグが開幕した頃で、その頃は浜松市内に住んでいて、当時静岡県唯一のJクラブだったエスパルスを自然と応援するようになって今に至っています。一方で94年のアメリカワールドカップで初めて海外のサッカーに触れ、そのレベルの高さに魅了されたんですが、当時はWOWOWがセリエAを放送してた程度で、我が家ではBSの設備はあったもののWOWOWには加入しておらず、それを見ることはできませんでした。しかし、WOWOWは年に数回無料放送をやっていて、94年の年末のときその中にセリエAが含まれており、それがユベントス×フィオレンティーナの試合だったんです。その試合は若かりし頃のデル・ピエロの芸術的なゴールがあって3-2でフィオレンティーナは敗れたんですが、バティストゥータやルイ・コスタのプレーやフィオレンティーナの紫色のユニフォームにすっかり魅了され、それ以来こっそりと応援していました。

そのフィオレンティーナもここ数年は破産→セリエC2からの再出発と暗い話題が多かったですが、プレーオフでペルージャを破ってセリエA復帰を決めて、これで来シーズンは相手次第でスカパーで見られるなと喜んでいたんですが、中田の加入で毎試合見れるようになってもう大喜びです。しかも、海外の好きなチームで日本人選手がどういった働きを見せてくれるかと思うと、早くも開幕が楽しみになってしまいます。フィオレンティーナが破産してからちょっと遠ざかっていたセリエAですが、今年は久しぶりに熱心に見られそうです。

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2004.07.06

EURO2004閉幕

開幕前、いや開幕戦直後でもこの結末を予想していた人はほとんどいなかったであろうギリシアの優勝でEURO2004が幕を閉じました。

ギリシアの優勝はまぐれではないかと思われがちですが、まぐれで決勝トーナメントの3試合、しかもフランス、チェコ、ポルトガル相手に無失点で勝てるわけがないです。まず、守りを固めてというサッカーで決して見ていて面白いサッカーではないですが、それでも攻撃のときには中盤の人数をかけ、攻守の切り替えの早いサッカーは優勝するに値するものだったと思います。レーハーゲル監督を信じ、違うサッカーになりがちな決勝戦までこのサッカーをやり通しての優勝ですし、この優勝はとても価値のあるものでしょう。ただ、こうやってヨーロッパの頂点に立った以上、これからは当然マークが強くなりますし、9月から始まる2006年ドイツワールドカップへ向けての予選でどういった戦いを見せるのかが注目です。

一方のポルトガルはルイ・コスタ、フィーゴを中心としたいわゆるゴールデン・エイジの世代で優勝するという夢は果たせませんでした。しかし、今大会ではデコ、クリスティアーノ・ロナウドといった新しい世代の選手達の台頭もありました。特にクリスティアーノ・ロナウドが試合直後に涙した姿を見て、ポルトガルはこれからまた強くなるなという思いが強くなりました。まずはゆっくり休んで、8月から順次始まる各国のリーグ戦で成長した姿を見せ、9月のワールドカップ予選で一皮むけたポルトガル代表を見せて欲しいです。


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2004.07.02

あと1試合

EURO2004も準決勝を終え、残すところあと1試合となってしまいました。開幕戦を見てるとき、ギリシアはそこそこ行くかもとは思いましたが、まさか同じカードが決勝戦になるとは思ってもいませんでした。今朝の試合も正直、ポルトガル×チェコが決勝になればいいなと思いながら見てたんですが、ギリシアは相手のいいところ(チェコなら長身コラーと好調バロシュの2トップですね)を確実につぶし、サイドからのクロスを何度も上げ、チャンスがめぐってくるのをひたすら待つという、面白みはあまりないですが、負けないサッカーを延長含め105分間やりとげていました。その結果が延長前半ロスタイムでのゴールに結びついたのは確かでしょう。

さて決勝戦ですが、僕としては希望も含めポルトガルが勝つのではと思います。同じ国に2階も負けられないという気持ちは強いでしょうし、ホームのサポーターの後押しでぜひ栄冠を勝ち取ってほしいです。でも、勝負事ですからどちらが勝つのかは時の運という部分もありますし、大会の最後をフェアな好ゲームで飾ってくれればそれで満足です。
ただ、ギリシアの絡んだ試合は相手のいいところをつぶすという性質上、つまらない試合になりがちなんですよね…。

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2004.06.19

ゴール裏は崖

今やってるEURO2004のデンマーク×ブルガリアの会場、両ゴール裏が崖でびっくり。日本だと長崎の陸上競技場がゴール裏が山みたいになってて観客席がありませんでしたが、ここまで強烈ではありませんでした。日本平も建て方次第ではこうなってたのかもと思わず考え込んでしまいました。

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2004.06.14

ジダン!

ポルトガルの敗戦という波乱の幕開けとなったEURO2004ですが、2日目の昨日もフランスの後半ロスタイムでの逆転勝ちという劇的な一戦がありました。

フランスは序盤からゲームを支配しながらもシュートが枠にいかず得点を奪えず、逆に前半35分ころにコーナーキックからランパードに先制ゴールを許す嫌な展開となります。後半に入ると、思うようなプレーができないイライラからかチームとしての連動性が失われ、見ていてもまったく得点の入る気配どころかチャンスすら作り出せなくなってしまいます。そんな中、イングランドはシルベストルのファールからPKを獲得し、これを決めれば試合もほぼ決定的というチャンスを迎えましたが、ベッカムの放ったシュートをバルテズがセーブ。結果的にこのPK失敗が大きく響く結果となりました。

そして迎えた後半ロスタイム。ペナルティエリアのすぐ外で得たFKをジダンが直接ゴールに叩き込み、まずは同点にすると、その直後ジェラードのバックパスに詰めたアンリをイングランドGKジェームズが倒し、PKを獲得。これをまたもやジダンが落ち着いて決め、逆転。この日、思うような試合運びが全くできなかったフランスが大逆転勝利を収めました。

この試合でほめるべきはやはりジダンでしょう。もちろんペナルティエリアのすぐ外からのFKやPKを決める力は十分にありますが、それを敗色濃厚のロスタイムにやってのける精神力に感服しました。これまでの活躍から「史上最高の選手」なんて言われることも良くありますが、昨日の2得点もその証明の1つになっていくのではないでしょうか。

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